グラスフェッドとオーガニックを区別するメリット
- 8月10日
- 読了時間: 4分
更新日:8月20日
グラスフェッドとオーガニックは、それぞれ「牛が何を食べたか」と「農作物をどう作ったか」を指す別の言葉です。売り場のパッケージでこの2つの言葉を見分けると、自分が何にお金を払っているのかがはっきりと見えてきます。
「何を食べたか」と「どう作ったか」で役割が分かれています
グラスフェッドは、牛の主食が牧草であることを示します。穀物ではなく草を食べて育った牛から搾ったミルクや、そのお肉であることを伝える言葉です。 一方、オーガニックは農作物の作り方を指します。化学肥料や農薬に頼らず、自然の力を活かして土や植物を育てる方法です。 乳製品やお肉の場合、オーガニックとは牛の食べるエサが有機栽培で育てられたことの証明です。 つまり、オーガニックの牧草を食べて育った牛であれば「グラスフェッドかつオーガニック」となります。 この2つは似ているようで、牛の食事の内容と、その食事の栽培方法という別々の部分を担う言葉です。 では、パッケージの表示をどのように見分ければよいのでしょうか。
オーガニックは国の認証で、グラスフェッドは自己申告です
売り場で見かける商品には、オーガニックを証明するマークがついています。 日本では有機JASという制度があり、国が定めた厳しい基準をクリアした農場や工場だけがこのマークを使える仕組みです。 農薬の使用状況や記録の管理など、第三者が定期的に確認しています。 一方で、グラスフェッドには今のところ国が定めた統一の基準やマークがありません。 そのため、グラスフェッドという表示は生産者やメーカーの自己申告によって成り立っています。 同じグラスフェッドと書かれていても、一年中放牧されている牛もいれば、牛舎の中で刈り取った草を食べる牛も存在します。 マークの有無だけでなく、作り手の背景を知りたくなるのがグラスフェッドの特徴です。 パッケージの裏側やウェブサイトを確認するだけで、選ぶ基準はどのように変わるのでしょうか。
表示の意味を確かめる行動が、正直な商品を残します
売り場で商品を手にとったとき、表面のキャッチコピーだけでなく、裏面の原材料名や説明書きを読んでみます。 オーガニックのマークがあるか確かめ、グラスフェッドの文字を見つけたら、どんな環境で育った牛なのかをスマートフォンの検索で少しだけ探る行動です。
有機JASのマークがついているか確認する
放牧されている期間や場所が書かれているか読む
エサの牧草がどこでどう作られたか調べてみる
こうした小さな確認作業は、自分に合う商品を見つける手がかりに変わります。 私たちが表示の意味を理解して選ぶようになると、作り手もより丁寧に情報を公開するはずです。 今度スーパーの棚の前に立ったとき、どちらの言葉が書かれているか、少しだけ目を凝らしてみませんか。
よくある質問
Q. オーガニックではないグラスフェッド商品は安全ではないのですか? オーガニック認証をとっていなくても、独自の基準で安全に配慮して牧草を育てている牧場はたくさんあります。認証には費用や手間がかかるため、あえて取得せずに質の高いエサを作っている生産者もいるのが実情です。農薬の使用状況など、牧場ごとの取り組みを確認することが大切です。
Q. どちらを優先して選べばよいですか? 何に価値を置くかによって答えは変わります。牛が草を食べて育つ本来の姿や、そこから生まれる風味を求めるならグラスフェッドが選択肢になります。一方、農薬や化学肥料を使わない栽培方法や、第三者の厳しいチェック体制に安心感を求めるならオーガニックの出番です。もちろん、両方を満たす商品も存在します。
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この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。


