top of page

グラスフェッドヨーグルトを知るメリット

  • 8月10日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月21日

グラスフェッドヨーグルトとは、牧草を食べて育った牛の生乳を発酵させたヨーグルトです。発酵という工程を経ても、ミルクが持つ本来の風味は消えません。原料乳の違いは、そのままヨーグルトの個性として持ち越されます。



乳酸菌は生乳が持つ本来の個性を引き継ぐ


ヨーグルトの味を決めるのは乳酸菌だけではありません。土台となる生乳の質が、仕上がりを大きく左右します。牧草主体で育った牛のミルクは、季節ごとの草の香りをわずかに含んだ液体です。発酵によって酸味が加わっても、その奥にある軽やかな風味はそのまま残ります。プレーンヨーグルトをそのまま一口食べたとき、原料の素性が最もはっきりと現れるはずです。たとえば、春から夏にかけて青草をたっぷり食べた牛のミルクは、ヨーグルトになってもどこか爽やかな印象を残します。逆に冬の干し草を食べた時期のものは、乳脂肪が乗ってコクが増します。季節の変化を味わうことは、牛が食べてきたものをたどる作業でもあります。パッケージの裏側を確かめてみたくなるかもしれません。



シンプルな原材料表示から作り手の姿勢を読み取る


スーパーの棚に並ぶヨーグルトの裏面を見ると、原材料名の欄は驚くほどシンプルです。「生乳」だけのものもあれば、乳製品が加えられているものもあります。グラスフェッドヨーグルトを選ぶときは、以下の点を確認してみてください。


  • 原材料名の先頭が「生乳」になっているか

  • 砂糖や香料が加えられていないか

  • 牧草飼育に関する記載があるか


余計なものを足さない作り方は、原料そのものへの自信の表れです。シンプルな表示ほど、ミルク本来の味わいを楽しめる手がかりになります。生乳100%で作られたヨーグルトは、スプーンを入れたときの感触や、口の中で広がる余韻が異なります。冷蔵庫を開けて、いつものヨーグルトの表示と見比べてみるのも一つの方法です。この味わいの違いは、世界各地の発酵の歴史ともつながっています。



発酵という仕組みが土地の風景を保存する


ミルクを発酵させる技術は、その土地ならではの風味を長く楽しむために生まれました。草を食む牛から搾った乳に乳酸菌を加え、静かに発酵を待ちます。このシンプルな仕組みは、草の香りや風土をそのまま閉じ込める保存方法でもあります。グラスフェッドヨーグルトを食べることは、牛が過ごした牧場の風景を味わうことと同じです。朝の食卓でボウルにヨーグルトを取り分けるとき、遠くの牧場の風景がそこにあることに気づくはずです。自然のリズムに合わせて作られる乳製品は、工場で均一に整えられた味とは別の魅力を持っています。明日の朝は、どのような風味に出会えるでしょうか。



よくある質問


Q. グラスフェッドヨーグルトは普通のヨーグルトと味が違いますか。 原料となる生乳の風味が異なるため、仕上がりの味も変わります。牧草由来の軽やかな風味があり、後味がすっきりしているのが特徴です。季節によって牛が食べる草が変わるため、時期ごとの味の揺らぎも楽しめます。


Q. どのように食べるのがおすすめですか。 まずは何もかけずに、そのままスプーンですくって味わってみてください。原料乳の風味がよくわかります。お好みで少しの蜂蜜やフルーツを添えると、酸味と甘みのバランスが整います。



関連する用語



この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。

 
 
bottom of page