グラスフェッド牛乳という選択肢のメリット
- 8月10日
- 読了時間: 3分
更新日:8月21日
グラスフェッド牛乳とは、牧草を主食にして育った牛から搾った牛乳のことです。私たちが毎日飲む一杯の牛乳を選ぶことは、一番回数の多い投票になります。どの牛乳を冷蔵庫に入れるかで、これからの酪農の形が決まっていきます。
草を食べて育つ牛のミルクが放牧の風景を守る
グラスフェッド牛乳を選ぶと、牛が草をはむ放牧の草地が保たれます。日本の飼料自給率は26パーセントで、濃厚飼料の約87パーセントは輸入に頼っています。遠い国から運ばれてきた穀物を牛舎の中で食べる育て方が多い中で、牧草を主食にするグラスフェッドは少し違った風景を作ります。
牛が広い草地を歩き回り、自分の口で草を食べることで、その土地の自然がそのまま維持されます。草の根が土を掴み、雨水を蓄える豊かな大地が守られます。朝のトーストと一緒に飲む牛乳が、遠く離れた牧場の緑を支えています。毎日の食卓から、牛がのびのびと過ごせる環境を選ぶことができます。では、その牛乳をスーパーの棚でどうやって見つければよいのでしょうか。
いつもの売り場でパッケージの裏側を確認して選ぶ
グラスフェッド牛乳は流通量が少なく、どの店にもあるわけではありません。それでも、売り場で見分ける手がかりがあります。まずはパッケージの表に放牧や牧草と書かれているものを探します。手に取ったら、裏側の原材料名や製造者の欄を見て、どこの牧場で作られたかを確認します。
パッケージの表で放牧や草を食べていることを示す言葉を探す
裏面のラベルで製造者や産地を確認する
いつもより少しだけ高い価格の理由を想像してみる
買い物をするときにこの手順を踏むだけで、自分の選択がどこに繋がっているかがわかります。毎日の買い物は、どんな未来を残したいかを選ぶ消費者主権の行使です。小さな選択の積み重ねが、草地を維持する酪農家を直接応援することになります。
季節の移り変わりとともに変化するミルクの味を受け入れる
グラスフェッド牛乳の味は、牛が食べた草の種類や季節によって変わります。春から夏にかけては青々とした生草を食べるため、さっぱりとした口当たりになります。冬の間は夏に刈り取って保存しておいた干し草を食べるため、濃厚でしっかりとした味わいに変わります。
一年中同じ味の牛乳を求めるのではなく、季節ごとの違いをそのまま楽しむことができます。工業製品のように均一なものではなく、自然のサイクルに合わせて味が変わる飲み物です。明日の朝、冷蔵庫から取り出したグラスフェッド牛乳をグラスに注いだとき、遠い牧場は今どんな季節を迎えているでしょうか。
よくある質問
Q. グラスフェッド牛乳はどこで買えますか。 大きめのスーパーや、自然食品を扱うお店の牛乳売り場に置いてあります。見つからないときは、牧場から直接取り寄せることもできます。
Q. 普通の牛乳と比べて温めたときの味は変わりますか。 温めると草の香りが少し強くなることがあります。ホットミルクにすると、季節による味の違いがよりはっきりとわかります。
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この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。


