国産グラスフェッドバターを選ぶメリット
- 8月10日
- 読了時間: 3分
更新日:8月20日
国産のグラスフェッドバターを探すと、ほとんど見つからないことに驚くかもしれません。日本の飼育環境では草だけで牛を育てるのが難しく、市販品の多くは海外産です。それでも国内の牧場が作るグラスフェッドバターを選ぶことには、鮮度以上の確かな意味があります。
牧草だけで育つ牛が日本に少ない理由
スーパーの棚に並ぶバターの大半は、穀物を中心としたエサで育った牛のミルクから作られています。日本の飼料自給率は26パーセントで、濃厚飼料の約87パーセントは輸入に頼っているのが現状です。国土の狭い日本で広大な草地を確保し、牧草だけで牛を育てることは簡単なことではありません。だからこそ、国内で草を食べて育つグラスフェッドを実践する牧場はとても限られています。国産のグラスフェッドバターが希少なのは、この土地の制約と真っ向から向き合って作られているからです。では、あえてその希少なバターを選ぶと、私たちの食卓に何が起きるのでしょうか。
冷蔵庫に届くまでの距離が鮮度を決める
輸入のグラスフェッドバターは、船で長い時間をかけて運ばれてきます。もちろん品質は保たれていますが、製造から手元に届くまでの時間はどうしても避けられません。国産を選ぶ最大の良さは、絞ったばかりのミルクをすぐにバターに加工し、短い距離で届けられることです。朝のトーストにのせたとき、この鮮度の良さがそのまま生きてきます。作られた土地の空気感がそのまま残っているような味わいも、国産を選ぶ楽しみのひとつです。
国産を選ぶことは日本の草地を残す一票になる
毎日食べるバターを国産のグラスフェッドに変えることは、単なる買い物の選択を超えた意味を持ちます。
草を食べて育つ牛の牧場を支える
輸入飼料に頼らない酪農の形を応援する
日本の風景に緑の草地を残す
私たちが国産のグラスフェッドバターを手に取るたび、その売り上げは国内の牧場へ直接戻ります。それは、草地を耕し、牛を放ち、手間をかけてミルクを絞る酪農家たちの次の日の仕事を作ることと同じです。冷蔵庫を開けて黄色いバターを取り出すとき、そのひと切れが日本のどこかの牧草地とつながっています。
よくある質問
Q. 国産のグラスフェッドバターはどこで買えますか? 一部の高級スーパーや自然食品の店に置かれていますが、取り扱いは多くありません。確実なのは、牧場や乳製品メーカーのオンラインショップから直接取り寄せる方法です。作り手の顔が見える直販なら、牧草の育つ季節による味のわずかな変化も一緒に楽しめます。
Q. 輸入のグラスフェッドバターと味は違いますか? 牛が食べる草の種類や気候によって味は変わります。同じグラスフェッドでも、産地や牧場によって風味の個性ははっきり違います。どちらが優れているというより、育った土地の個性の違いです。明日の朝、トーストにのせるバターはどの風景から届いたものか、想像してみるのも楽しいかもしれません。
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この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。


