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高齢者の水分補給と牛乳という選択肢

  • 8月9日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月22日

高齢になると、のどの渇きを感じにくくなり、水分不足が起こりやすくなります。水分補給の基本は水やお茶ですが、そこに牛乳を加えると、同じ一杯で水分と一緒にたんぱく質・カルシウムも摂れます。「飲む回数が限られるなら、栄養も乗せる」という発想が、高齢期には特に役立ちます。



3行でわかる


高齢期は渇きに気づきにくく、意識的な水分補給が必要になります。

牛乳は約87パーセントが水分。飲み物として水分補給に数えられます。

同じ一杯に、たんぱく質約6.6gとカルシウム約220mg(コップ1杯)が乗ります。



「一杯の価値」を高める


食が細くなる時期は、食事だけで栄養を満たしにくくなります。一方で、飲み物は食事より受け入れやすいことが多い。ここに牛乳の出番があります。

場面

飲み方の例

朝食に

コップ1杯の牛乳・ミルク入りのスープ

服薬や起床後の一杯に

白湯と並べて牛乳も選択肢に

おやつの時間に

温かいミルク・ミルクココア・飲むヨーグルト

食欲がない日に

ミルク粥・シチューなど「食べる水分」

冷たい牛乳が苦手なら、人肌に温めると飲みやすくなります。単なる水分としてだけでなく、フレイル(心身の衰え)予防で重視されるたんぱく質の補給源を兼ねられるのが、この一杯の強みです。



気をつけたいこと


一度に大量ではなく、こまめに分けて飲むのが基本です。

嚥下(飲み込み)に不安がある場合は、とろみの調整など専門職の指導に従ってください。腎臓の病気などで水分やたんぱく質の制限がある方は、主治医の指示が最優先です。



よくある質問


Q. 水分補給は水でなければだめですか。

いいえ。牛乳やスープなど、飲み物・食べ物に含まれる水分も体には同じ水分です。


Q. 1日にどれくらい牛乳を飲めばよいですか。

コップ1〜2杯が無理のない目安です。食事全体のバランスの中で調整してください。


Q. 夏の脱水対策になりますか。

こまめな水分補給の選択肢の一つになります。大量に汗をかいた場合は、水分と塩分の補給を優先してください。


Q. 牛乳でお腹がゆるくなります。

温める・少量ずつ・食事と一緒に、で軽くなる場合があります。合わなければヨーグルトなど他の乳製品でも構いません。



関連する用語




出典


日本食品標準成分表(八訂)── 普通牛乳 水分87.4g/100g・たんぱく質3.3g/100g・カルシウム110mg/100g

厚生労働省「健康のため水を飲もう」推進運動 ── 高齢者の水分補給に関する啓発

この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。

 
 
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