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バターにカビが生えたらどうするか

8月17日
読了時間: 4分

更新日:8月20日

バターにカビが生えたら、削り取って食べることはせず、丸ごと捨てるのが正解です。カビは表面に見えている部分だけでなく、見えない根を内部に張っています。もったいないと感じても、安全のために潔く処分します。



半透明の油脂の中ではカビの境界が目で追えない


乳等省令では、バターは乳脂肪分80.0パーセント以上・水分17.0パーセント以下・大腸菌群陰性と定められています。 水分が少ないため、本来はカビが生えにくい構造を持ちます。 それでもカビが生えるのは、外部から栄養源が持ち込まれるためです。 カビの厄介なところは、表面に見えている青や黒の部分が全体像ではないことです。 カビは植物の根のように、目に見えない菌糸を食品の内部へと伸ばします。 バターのような半透明の固まりの中では、その菌糸がどこまで到達しているのか人間の目で追うことができません。 表面を厚めに削り取ったつもりでも、奥深くにカビが潜んでいる危険があります。 削って食べるという選択はせず、見つけたら丸ごと捨てるのが最も安全な判断です。 では、カビを防ぐためには日々の食卓で何に気をつければいいのでしょうか。



パンくずや水分をバターの塊に持ち込まない


カビの繁殖を防ぐには、外部からの不純物を徹底して持ち込まないことが重要です。 朝の忙しい時間、トーストにバターを塗ったナイフをそのままバターの塊に戻していませんか。 ナイフの先には、焦げたパンくずやジャムの糖分が付着しています。 これらがバターの表面に残ると、そこからカビが一気に広がる原因になります。 バターを使うときは、必要な分だけを清潔なナイフで切り出し、別のお皿に移してからパンに塗ります。 一度別の食材に触れた道具は、バターの塊に戻してはいけません。 また、温度変化による結露もカビを招く要因です。 冷蔵庫から出したバターを室温に長く置くと、表面に細かい水滴がつきます。 このわずかな水分もカビの温床になります。 使ったらすぐに冷蔵庫の奥へ戻す動作を繰り返します。 こうした毎日の動作が、バターを最後まで清潔に保つことにつながります。 もし大きな塊のバターを買った場合、使い切る前に傷んでしまう不安はないでしょうか。



使い切れない分は買ってきた日に小分け冷凍する


大容量のバターを安全に使い切るには、買ってきたその日のうちに冷凍するのが確実な方法です。 そのまま冷凍庫に入れるのではなく、使いやすい大きさに切り分けてから保存します。 まずは1回に使う分量のブロックに切り分けます。 切り分けたバターは、空気に触れないように一つずつラップでぴったりと包むことが大切です。 それをさらに密閉できる保存袋に入れ、冷凍庫の奥にしまいます。 冷凍状態であればカビの活動は止まるため、清潔な状態を長く保つことが可能です。 料理に使うときは、必要なブロックだけを取り出し、凍ったままフライパンに入れます。 トーストに使う場合も、あらかじめ切ってあるためパンくずが他のバターに移る心配がありません。 いつでも開けたての新鮮な風味のまま、食卓で味わうことができます。



よくある質問


Q. バターの表面の色が濃くなっているのはカビですか。 空気に触れて酸化し、乾燥した部分です。カビ特有のふわふわした質感や斑点がなく、全体が黄色く変色しているだけであれば酸化の可能性が高いです。ただし、カビか酸化かの判断がこの記事の写真や説明だけでつかないときは、削らずに手放してください。カビだった場合、削った先が安全だと確かめる方法がありません。


Q. 冷蔵庫のチルド室と冷蔵室、どちらで保存するのがいいですか。 チルド室での保存が向いています。温度が低く保たれるためカビの繁殖を抑えやすくなります。また、ドアの開閉による温度変化の影響を受けにくく、結露による水分の発生も防ぐことが可能です。


Q. グラスフェッドバターは普通のバターよりカビが生えやすいですか。 カビの生えやすさに違いはありません。グラスフェッドバターも水分や乳脂肪分の基準は同じです。夏場は青草の香りが立ち、すっきり軽やかで黄色みを帯びますが、保存方法やカビへの対策は一般的なバターと全く同じです。



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この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。

 
 
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