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グラスフェッドバターと酪酸の関係

8月10日
読了時間: 3分

更新日:8月22日

グラスフェッドバターと酪酸の関係は、よく誤解されています。酪酸はバターという食品に共通して含まれる成分であり、グラスフェッドだから酪酸が多いとは言いきれません。グラスフェッドで変わるとされるのは、主に色・風味・脂肪酸組成の傾向です。この記事では、この二つを区別して整理します。



3行でわかる


酪酸は乳脂肪由来の成分で、どのバターにも含まれます。

グラスフェッドで変わるとされるのは、主に色・風味・脂肪酸組成の傾向です。

「グラスフェッドだから酪酸が多い」という断定は避けるのが誠実です。



酪酸はバター共通の成分


酪酸は、バターから発見された短鎖脂肪酸で、乳脂肪に天然に含まれます。つまり、グラスフェッドかどうかにかかわらず、バターであれば酪酸を含んでいます。「酪酸を摂りたいならグラスフェッドバターでなければならない」ということはありません。



グラスフェッドで変わるもの・変わらないもの


牧草中心で育った牛の乳から作るバターには、一般的なバターと比べて、いくつかの傾向の違いが報告されています。

項目

内容

牧草由来のβカロテンにより黄色みが強くなる傾向

風味

草の香りを思わせる個性が出るとされる

脂肪酸組成

オメガ3脂肪酸などの割合が違う傾向の報告がある

酪酸

どのバターにも含まれ、飼料によるはっきりした差は断定できない

飼料の違いが影響するとされるのは、主に鎖の長い脂肪酸の組成です。酪酸のような短鎖脂肪酸について「グラスフェッドだから多い」と示す確かな根拠は定まっておらず、この点は断定を避けるのが正確です。



それでもグラスフェッドを選ぶ理由


酪酸が目的なら、どのバターにも含まれています。グラスフェッドバターの価値はむしろ、牛の飼い方、季節で動く色と風味、作り手の見える背景にあります。成分の宣伝文句ではなく、自分が何にひかれて選ぶのかを整理すると、買い物は楽になります。



よくある質問


Q. グラスフェッドバターの方が酪酸が多いと聞きました。

そう断定できる根拠は定まっていません。酪酸はバター全般に含まれる成分です。


Q. では何が違うのですか。

色・風味・脂肪酸組成の傾向が違うと報告されています。特に色の違いは、牧草由来のβカロテンによるものです。


Q. 酪酸が目当てなら、どのバターでもいいのですか。

はい。ただしバターは酪酸の量自体が多い食品ではないため、量で追う考え方は向きません。


Q. 健康への効果はありますか。

酪酸も脂肪酸組成の違いも研究が続く段階で、効果を約束することはできません。体調に関わる心配ごとは医療機関に相談してください。



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この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。

 
 
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