グラスフェッドに期待できることを正しく知るメリット
- 8月10日
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更新日:7 日前
グラスフェッドの食品に何らかの健康効果を期待して探しているとき、最も確かな答えは「特定の成分が多く含まれる傾向がある」という事実です。牧草を食べて育った牛のミルクや肉には、穀物で育った牛と比べて、オメガ3脂肪酸や黄色い色素成分が多く含まれます。しかし、それを食べれば病気が治る、あるいは必ず痩せるといった直接的な効果を約束するものではありません。「効果」という言葉を「特徴」に置き換えて商品棚を眺めると、自分に合うものを選びやすくなります。
科学が証明しているのは成分の偏りという事実
牧草だけで育った牛の乳や肉には、穀物を食べた牛とは違う栄養の偏りが生まれます。青草に含まれる成分が牛の体を通り、ミルクや肉に移行するからです。たとえば、青魚でおなじみのオメガ3脂肪酸や、バターを黄色く染めるカロテンなどが豊富に含まれる傾向があります。これがグラスフェッドの食品が持つ最大の特徴です。
一方で、これらの成分が含まれているからといって、人の体への劇的な変化が保証されるわけではありません。食品の成分が体にどう働くかは、その人が普段何を食べているか、どんな生活をしているかによって変わります。グラスフェッドの食品は薬ではなく、あくまで日々の食事の選択肢の一つです。では、売り場に並ぶ数ある商品の中から、私たちは何を基準に選べばよいのでしょうか。
誇大な約束を見抜くには主語の大きさを確かめる
商品パッケージや広告に「これだけで健康になる」といった言葉を見つけたら、少し立ち止まってパッケージの裏を返してみてください。食品が持つ成分の特徴と、それを食べた人に起こる変化は別の話です。誠実な商品は、含まれる成分の量や、牛がどう育ったかという事実を淡々と記載しています。
また、グラスフェッドという言葉の定義自体も、実は国や地域によって揺れ動いています。米国農務省が2007年に定めたグラスフェッド表示の任意基準は、2016年に撤回されました。現在、世界共通の厳格な基準があるわけではありません。だからこそ、誰がどこで、どのように牛を育てたかを公開している作り手を選ぶことが、確かな買い物につながります。具体的な確認箇所は、パッケージの裏側です。
誠実な事実だけを並べた商品が毎日の食卓を豊かにする
パッケージの裏側を確かめる動作が、毎日の食事を少しだけ安心なものに変えてくれます。
パッケージの裏を見て、牧場名や製造者が書かれているか確認する
「絶対」「これだけで」といった強い言葉を使っていないか確かめる
成分の「特徴」として書かれているか、体の「効果」として書かれているか見分ける
スーパーの棚の前で立ち止まり、言葉の裏側を想像すると、作り手がどんな姿勢でその食品を届けているかが透けて見えます。グラスフェッドの乳製品を選ぶことは、牛の食べ物や育った環境という事実を買うことです。明日の朝、トーストに塗るバターを選ぶとき、あなたは何を基準に手を伸ばしますか。
よくある質問
Q. グラスフェッドの食品を食べれば痩せますか。
食品そのものに痩せる効果はありません。グラスフェッドのバターや肉は、一般的なものと比べて脂質の質に違いがありますが、カロリーは同じように存在します。日々の食事全体のバランスの中で、脂質の選択肢の一つとして取り入れてみてください。
Q. グラスフェッドなら誰の体にも合いますか。
体質によって合う合わないがあります。牧草飼育であっても、牛乳に含まれるたんぱく質や乳糖はそのままです。牛乳でお腹がゴロゴロする方やアレルギーのある方は、グラスフェッドであっても同じ反応が起こる可能性があります。心配な場合は、医療機関に相談してください。
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この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。


