グラスフェッドバターの値段の理由を知るメリット
更新日:8月20日
グラスフェッドバターの値段の正体は、牛が食べる草を育てるための「土地の広さ」です。普通のバターよりも高い理由は、牛一頭あたりに必要な面積が桁違いに広いからです。スーパーの売り場で見かける価格差は、パッケージの裏にある見えない牧草地の広さをそのまま反映しています。
グラスフェッドバターの価格は草を育てる土地の広さで決まる
牛を草だけで育てるには、広大な牧草地が欠かせません。日本の飼料自給率は26パーセントで、濃厚飼料の約87パーセントは輸入に頼っています。輸入した穀物飼料を使えば、牛舎の面積だけで効率よく牛乳を生産できます。一方で、草を食べて育つグラスフェッドの牛には、自由に歩き回って草を食むための広い土地が必要です。草の種をまき、土を整え、自然の力で草を育てる手間と時間がかかります。バターの値段には、この広大な土地を維持する費用がそのまま含まれています。では、外国産と国産で値段が違うのはなぜでしょうか。
輸入と国産の値段の差は気候と輸送コストから生まれる
売り場の棚を見ると、外国産のグラスフェッドバターのほうが手頃な値段で並んでいることがあります。これは、国によって気候や土地の条件が違うからです。一年中草が育つ温暖な気候と広大な土地を持つ国では、放牧にかかる費用が抑えられます。一方で日本は土地が限られており、冬には雪も降るため、牧草地を維持するハードルは低くありません。そのため国産のほうが値段は高くなりますが、外国産には海を渡ってくるための輸送費や関税が上乗せされる仕組みです。どちらも、それぞれの国の環境から生まれた適正な価格だと言えます。この価格差を、私たちは暮らしの中でどう受け止めればよいのでしょうか。
使う場面を絞ることで高い値段が納得できる価値に変わる
値段が高いからといって、毎日使うすべてのバターをグラスフェッドにする必要はありません。冷蔵庫に普通のバターと並べておき、目的によって使い分ける形をおすすめします。グラスフェッドバターならではの風味を味わいたい場面に絞ることで、価格に見合った価値を引き出せるはずです。
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このように使い分けることで、特別なバターの減るスピードは緩やかになります。買い物の際に一度、自分がどの場面でバターを使いたいか想像してみてください。
よくある質問
Q. スーパーではどの売り場に置いてありますか? 大きなスーパーや輸入食品を扱うお店では、通常のバターと同じチルドコーナーに並んでいます。国産のものは数が少ないため、見つからない時は通信販売を探すのもひとつの方法です。
Q. 値段が高いバターは長持ちしますか? 値段と賞味期限の長さに直接の関係はありません。パッケージに記載された期限を確認し、開封後は風味が落ちる前に早めに使い切るのが基本です。
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この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。


