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国産グラスフェッドバターの探し方

  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

更新日:2 日前

国産のグラスフェッドバターは、探して見つかる場所がほぼ決まっています。牧場や工房の直販、その通販サイト、百貨店の催事や物産展。スーパーの棚に常時並ぶことはまれです。この記事では、なぜ国産品がここまで少ないのかという背景と、具体的な探し場所、買う前に確かめたいポイントを整理します。



3行でわかる


国産グラスフェッドバターは流通量が少なく、探す場所は牧場直販・通販・催事にほぼ絞られます。

少ない理由は、牧草主体の酪農自体が国内でごくわずかだからです。

買う前には、飼い方の説明と生乳の出どころを確かめるのが確実です。



なぜ国産品は少ないのか


第一に、日本の酪農は輸入飼料に支えられています。飼料自給率は26%にとどまり、牛の飼い方も牛舎で飼う形が約9割を占めます。牧草だけで乳牛を育てる牧場は、広い草地を持つ地域のごく一部です。

第二に、バターは生乳がたくさん要る食品です。生乳からバターにできるのは1割程度とされ、ただでさえ少ないグラスフェッドの生乳をバターに回せる牧場は、さらに限られます。

つまり「作れる牧場が少ないうえに、作っても量が出ない」。国産グラスフェッドバターが希少なのは、この二重の理由によります。



探す場所は3つ


入手ルート

特徴

牧場・工房の直販、通販

作り手から直接買える。飼い方の説明が最も詳しい

産直サイト・お取り寄せサイト

複数の牧場を比べられる。売り切れも多い

百貨店の催事・物産展

実物を見て買える。開催時期は限られる

最も確実なのは、放牧酪農を行う牧場の通販を直接訪ねることです。生産量が少ないため、季節限定や数量限定、予約待ちになっていることも珍しくありません。売り切れは品質の裏返しでもあります。

催事や物産展は、作り手と話しながら買える貴重な機会です。北海道物産展などでは、普段は通販でしか買えないバターに出会えることがあります。



買う前に確かめる2つのポイント


ひとつ目は、飼い方の説明です。「グラスフェッド」には公的な認証制度がないため、どんな飼い方をしているかは作り手の説明で判断するしかありません。放牧の期間、牧草の内容、冬の飼料まで書かれていれば、誠実な作り手と考えられます。

ふたつ目は、生乳の出どころです。単一牧場の生乳か、複数の牧場のものか。出どころが一つなら、飼い方と味のつながりがはっきりします。



よくある質問


Q. スーパーでは買えませんか。

常時取り扱う店はまれです。輸入品のグラスフェッドバターなら輸入食材店などで見つかることがありますが、国産品は直販・通販・催事が中心です。


Q. 値段が高いのはなぜですか。

原料のグラスフェッド生乳が希少なうえ、バターは生乳が大量に必要で、小規模製造になるためです。


Q. 輸入のグラスフェッドバターと何が違いますか。

飼い方の考え方は共通ですが、国産は鮮度の面で有利で、作り手の顔が見えやすいのが特徴です。


Q. 「グラスフェッド」表示に基準はありますか。

日本には公的な基準や認証はありません。だからこそ、飼い方の説明をきちんと公開している作り手を選ぶことが大切です。


Q. いつでも買えますか。

生産量が少ないため、時期によっては売り切れや予約待ちになります。見つけたときが買いどきです。



関連する用語




出典


農林水産省の公表資料 ── 飼料自給率26%(令和4年度概算)、乳用牛の飼養形態(舎飼いが約9割)

この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。

 
 
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