グラスフェッドバターを使うメリット
更新日:8月21日
グラスフェッドバターは、牧草を食べて育った牛のミルクから作られます。乳等省令では、バターは乳脂肪分80.0パーセント以上・水分17.0パーセント以下と定められています。成分の大部分が乳脂肪だからこそ、牛が何を食べて育ったかという原料の差がもっとも露出する食品です。
牧草の色素がバターを濃い黄色に染める
冷蔵庫からグラスフェッドバターを取り出して包みを開くと、見慣れているバターより濃い黄色をしていることに気づきます。これは牛が食べた青草に含まれるカロテンという色素が、ミルクの脂肪分にそのまま移っているからです。季節によって食べる草の状態が変われば、バターの色合いもわずかに変化します。食パンにのせてトースターで温めると、熱で溶け出すとともにミルク本来の豊かな香りが部屋に広がります。成分の大部分を脂肪分が占めるバターは、ごまかしがききません。原料となるミルクの質や、牛が過ごした牧場の環境そのものを味わう食べ物です。口に含むと、重たすぎないすっきりとした後味が舌に残ります。この特徴的な風味を、普段の食事でどう活かせるでしょうか。
香りが強いからこそ少しの量で料理の味が決まる
グラスフェッドバターは風味が際立っているため、一度にたっぷりと使う必要はありません。ほんの少量を料理に加えるだけで、十分なコクと香りが食卓全体に広がります。日常の食事では、次のようなシンプルな使い方がよく合います。
焼きたてのトーストに薄く塗って香りを直接味わう
温かいコンソメスープの仕上げにひとかけら落とす
茹でたてのじゃがいもや温野菜にそのまま和える
いつもの料理に少し足すだけで、全体の味がしっかりとまとまるはずです。フライパンに引く炒め油として大量に消費するよりも、お皿に盛り付ける直前の香り付けとして使うほうが、グラスフェッドバターの持ち味を無駄なく引き出せます。このように捉え直すと、バターは単なる油脂ではなく、料理の完成度を左右する大切な調味料の一つになります。それでは、私たちが調味料を選ぶときの基準はどこにあるのでしょうか。
原料のミルクが育つ環境で調味料を選ぶ
スーパーの棚に並ぶ塩や醤油の原料を確かめるように、バターも何から作られているかで選ぶことができます。グラスフェッドバターを選ぶという行動は、牧草を食べてのびのびと育つ牛のミルクを、日々の食生活に取り入れるということです。料理の土台となる油分が変わると、ずっと食べ慣れてきたメニューの印象も新しく生まれ変わります。バターは保存がきくため、焦って使い切る必要もありません。冷蔵庫のドアを開けたとき、そこに牧草の香りを蓄えた鮮やかな黄色のバターが控えているという小さな変化。それは、毎日の食事を少しだけ丁寧に扱うきっかけを作ってくれます。明日の朝、そのバターをどんな風に味わってみましょうか。
よくある質問
Q. 普通のバターと同じように料理に使えますか。
日常のレシピの分量を変えずに、そのまま普通のバターと置き換えてお使いいただけます。炒め物やお菓子作りなど、幅広い用途で活躍します。
Q. 健康への効果はありますか。
牧草由来の成分が含まれますが、特定の病気が治ったり防げたりするものではありません。体質への影響が気になる場合は、医療機関にご相談ください。
関連する用語
この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。


