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牛乳を無理なく使い切る方法

15 分前
読了時間: 4分

余った牛乳の大量消費に悩んだとき、冷凍保存を考えるかもしれません。しかし、日本乳業協会は牛乳の冷凍保存をお勧めしないとしています。同協会は、牛乳は冷蔵で保存し、開封後は早めに飲み切るか料理に使うよう勧めています。使い切り先として考えやすいのが加熱料理で、同協会は、牛乳に多く含まれるカルシウムやたんぱく質などの栄養素は加熱による影響を受けないとしています。



乳業団体は牛乳の冷凍を勧めていない


牛乳が余ったとき、とりあえず冷凍庫に入れて保存しようと考えるかもしれません。しかし、日本乳業協会は牛乳の冷凍保存をお勧めしないとしています。同協会が挙げている理由は、解凍したときの状態の変化です。

同協会の説明では、牛乳を凍らせてから解凍すると、たんぱく質が分離して底に沈みます。同時に、脂肪分も分離して浮きやすくなります。そのため、飲み口がざらつくとしています。

そのうえで、日本乳業協会は牛乳を冷蔵で保存することを勧めています。開封後は早めに飲み切るか、料理に使うよう勧めています。余っている牛乳は、冷凍に頼るのではなく、早めに料理で使う方向で考えることになります。



牛乳を大量消費する本命は加熱料理


余った牛乳の使い道として考えやすいのが、鍋やフライパンを使った加熱料理です。

農林水産省は、牛乳や乳製品をもう1杯多く飲む、あるいは1本多く買うことを呼びかけるプロジェクトを行っています。年末年始の取組では、牛乳500mlを使った濃厚シチューの作り方を紹介する動画も掲載しています。

500mlの牛乳をグラスに注いでそのまま飲むのは、少し負担に感じる量です。シチューのように料理のベースとして使えば、まとまった量を一度に使うことができます。

シチューのほか、グラタンやクリームパスタなど、牛乳を使う料理は日常の食卓に多くあります。飲む以外に食材として使うと、牛乳の使い道は広がります。料理に使う際に気になるのが、熱を加えたときの栄養の変化です。



加熱しても牛乳の栄養価は変わらない


日本乳業協会は、「牛乳に多く含まれるカルシウム、たんぱく質などの栄養素は加熱による影響を受けません」としています。

日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、「普通牛乳」には100gあたり110mgのカルシウムが含まれています。たんぱく質は100gあたり3.3gです。これは成分表の普通牛乳の値で、個々の商品の値ではありません。

たんぱく質は、熱を加えると「変性」を起こします。同協会は、たんぱく質は加熱で変性してもアミノ酸組成は変わらず、栄養価に変化はないとしています。

加熱しても栄養価が変わらないので、料理に使っても、カルシウムやたんぱく質といった牛乳の栄養素を活かしたまま使い切ることができます。なお、料理に使う場合も、使う前に状態を確かめることが前提です。その確認の手順も、日本乳業協会が示しています。



状態の確認は見た目から始める


日本乳業協会は、飲む前に牛乳の異常を確かめるための手順を示しています。見た目やにおいに異常があれば、その先に進まず口にしないという順序です。

最初は目で見る確認です。「変色・分離・ブツブツ」がないかを確かめます。次ににおいをかぎ、「いつもと違うにおい」がしないかを確かめます。

見た目とにおいに異常がなければ、なめてみて「酸味・苦味」がないかを確かめます。加熱して「固まる・分離」がないかを見る確認もあります。

同協会は、これらのどれか一つでも当てはまったら飲まないよう呼びかけています。加熱して固まるのは、火を通せば使えるという意味ではなく、飲まない目安の一つです。



よくある質問


Q. 開封した牛乳はいつまで飲めますか 飲用乳の表示に関する公正競争規約施行規則第13条では、開封後は消費期限や賞味期限にかかわらずできる限り早く消費し、保存する場合は10℃以下で保存する旨を表示することになっています。表示のルールは、開封後の日数ではなく「できる限り早く」という言い方になっています。日本乳業協会も、開封後は早めに飲み切るか料理に使うよう勧めています。


Q. 余った牛乳は冷凍しておけますか 日本乳業協会は、牛乳の冷凍保存をお勧めしないとしています。解凍するとたんぱく質が分離して底に沈み、脂肪分も分離して浮きやすくなるため、飲み口がざらつくという説明です。同協会は、冷蔵で保存し、開封後は早めに飲み切るか料理に使うよう勧めています。



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この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。

 
 
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