A2ミルクを知るメリット
- 8月10日
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更新日:8月20日
A2ミルクとは、乳牛が持つ遺伝子の違いによって、たんぱく質の型がA2タイプのみになっている牛乳のことです。スーパーの棚に並ぶ牛乳はどれも同じに見えますが、実は成分の構造に新しい分類軸が生まれています。
牛乳のたんぱく質にはA1型とA2型という分類軸がある
牛乳のたんぱく質の約8割はカゼイン、約2割はホエイ(乳清たんぱく質)という成分で構成されています。カゼインは牛乳の白さの元になっている成分です。このうち、カゼインの一部にA1型とA2型の2種類が存在します。牛の遺伝子によって、A1型を出す牛とA2型を出す牛に分かれる仕組みです。日本で一般的に流通している牛乳の多くは、A1型とA2型が混ざった状態になっています。A2ミルクは、A2型の遺伝子だけを持つ牛から搾った牛乳を指します。成分表示を見ても違いはわかりませんが、牛の素性までさかのぼることで初めて分けられる牛乳です。では、なぜわざわざA2型だけを集めた牛乳が注目されているのでしょうか。
A2型のたんぱく質は消化の過程に違いがある
A1型とA2型は、体の中で消化されるときの振る舞いが異なります。A1型のたんぱく質が分解される過程で生まれる特定の物質が、お腹の不快感に関係しているのではないかと世界中で研究が進められてきました。昔の牛はもともとすべてA2型だったと言われており、長い歴史の中でA1型を持つ牛が現れたと考えられています。オーストラリアやニュージーランドの売り場では、すでにA2ミルクが一般的な選択肢として並んでいます。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするけれど、もう一度牛乳を楽しみたいという人たちが、新しい選択肢として手に取っているのです。日本でも少しずつ売り場で見かけるようになったA2ミルクですが、実際に選ぶ際にはいくつか知っておきたい事実があります。
牛乳はお腹の相性に合わせて選び分ける時代に変わる
スーパーの牛乳売り場に足を運んだとき、これまでは赤いパッケージの全脂乳か、青いパッケージの低脂肪乳かという選び方が主流でした。そこにA2ミルクという選択肢が加わります。これまで牛乳を選ぶ基準は、価格や脂肪分の多さが中心でした。A2ミルクの登場によって、自分の体質に合うかどうかという新しい基準が生まれます。朝のトーストと一緒に冷たい牛乳を飲みたいけれど諦めていた人が、自分に合う一本を見つけられるかもしれません。売り場でA2ミルクを手に取るときは、以下の点を確かめてみてください。
パッケージにA2ミルクの表記があるか確認する
自分の体調に合わせて少量から試してみる
乳糖による不調とは別の仕組みだと理解しておく
牛乳はどれも同じ一枚岩の飲み物ではありません。明日の朝、冷蔵庫を開けたときに、あなたの体質に寄り添う牛乳が待っているとしたら、食卓の風景はどう変わるでしょうか。
よくある質問
Q. A2ミルクを飲めば、お腹がゴロゴロしませんか。 A. 人によって異なります。お腹がゴロゴロする原因には、たんぱく質の型だけでなく、乳糖という別の成分を消化しにくい体質も関わっているからです。まずは無理のない量から試してみてください。
Q. A2ミルクは普通の牛乳と味が違いますか。 A. たんぱく質の型の違い自体は、味に大きな影響を与えません。牛乳の味は牛の食べるエサや飼育環境、季節によって変化します。
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この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。


