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グラスフェッドバターを知るメリット

8月10日
読了時間: 3分

更新日:8月21日

グラスフェッドバターとは、牧草を主食にして育った牛のミルクから作るバターのことです。一般的なバターと見比べると、はっきりと濃い黄色をしています。この色は着色料ではなく、牛が食べた青草の成分が乳脂肪にそのまま移った結果です。



バターの濃い黄色は牛が食べた青草の記録である


グラスフェッドバターをトーストに塗ろうとすると、その鮮やかな黄色に目が留まります。この色の正体は、牧草に豊富に含まれるβ-カロテンという成分です。牛が毎日たくさんの青草を食むことで、成分が体内に取り込まれます。ミルクの水分が除かれて乳脂肪がぎゅっと濃縮されるバターの製造過程で、β-カロテンも一緒に濃縮される仕組みです。バターの色を見れば、その牛が何を食べて育ったのかを推測できます。穀物中心の食事で育った牛のバターが白っぽいのに対し、青草をたっぷり食べた牛のバターは鮮やかに染まるのです。では、この黄色は一年中ずっと同じ濃さなのでしょうか。



季節の移り変わりによってバターの色と風味は変化する


牧草の生育状態は季節によって変わるため、グラスフェッドバターの色も一定ではありません。春から夏にかけて、太陽の光を浴びて育った青々とした牧草を食べた牛のミルクからは、ひときわ濃い黄色のバターが生まれます。秋が深まり、冬に向けて乾燥させた牧草を食べる時期になると、バターの色は少しずつ穏やかな黄色へと落ち着いていくものです。風味もまた、青草の時期は軽やかで草の香りがほのかに漂い、干し草の時期はコクが深まるという違いがあります。スーパーの棚でグラスフェッドバターを見つけたら、製造時期によって色合いがどう違うか見比べてみるのも一つの楽しみ方です。季節ごとに姿を変えるこのバターを、私たちはどう味わえばよいのでしょうか。



均一ではない自然の揺らぎをそのまま食卓に受け入れる


工業的に作られた食品は、いつ買っても同じ色と味が保証されています。一方でグラスフェッドバターは、季節や天候、牧草の育ち具合によって色も風味も揺れ動くものです。この均一ではないことこそが、自然の環境で牛が育ったという証です。冷蔵庫から取り出したバターを切り分けるとき、今の季節の牧場の景色を想像できます。トーストの上で溶け出すバターの色や香りの違いに気づくことは、日々の食事を少しだけ豊かにしてくれる体験です。明日の朝、パンに塗るバターの色は、どんな季節の景色を映し出しているでしょうか。



よくある質問


Q. グラスフェッドバターは普通のバターと同じように料理に使えますか。 炒め物やお菓子作りなど、普段の料理にそのままお使いいただけます。風味が豊かなので、まずはトーストに塗ったり、ふかしたじゃがいもに乗せたりして、素材の味を確かめる食べ方から試してみてください。


Q. 冷蔵庫で保管していると風味が落ちてしまわないか心配です。 バターは周囲の匂いを吸収しやすい性質を持っています。使いかけのものは空気に触れないようラップでしっかりと包み、密閉できる保存容器に入れて冷蔵庫にしまうと、本来の風味を長く保てるのです。



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この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。

 
 
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