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グラスフェッドミルク・バターの栄養成分

  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

更新日:16 時間前

グラスフェッドミルクとそのバターには、牧草由来の成分が映り込みます。β-カロテン、オメガ3系脂肪酸、CLA(共役リノール酸)などの割合が高い傾向が報告されており、これが「グラスフェッドは栄養が違う」と言われる中身です。この記事では、その正体を成分ごとに整理します。



3行でわかる


違いが出るのは主に「乳脂肪の中身」です。

β-カロテン・オメガ3・CLAの割合が高い傾向が報告されています。

数値は季節・草・個体で変動し、優劣の断定はできません。


グラスフェッドミルクにふくまれる主な栄養素


成分ごとの整理


成分

どんなもの

グラスフェッドでの傾向

β-カロテン

青草に多い色素。体内でビタミンAに

多い傾向。バターの黄色の正体

オメガ3系脂肪酸

青草由来の脂肪酸

割合が高い傾向が報告

CLA(共役リノール酸)

牛の胃で作られる脂肪酸

牧草主体で高い傾向が報告

脂溶性ビタミン(A・Eなど)

脂肪に溶けるビタミン

飼料の影響を受ける

たんぱく質・カルシウム

乳の基本栄養

飼い方による大差はない

たんぱく質やカルシウムといった牛乳の基本性能は、飼い方でほとんど変わりません。変わるのは脂肪の中身の構成です。

だからこの違いは、乳脂肪を濃縮したバターでもっともはっきり現れます。色(β-カロテン)は目で見え、脂肪酸組成は分析値に出ます。



「傾向」という言葉の意味


本記事が「〜の傾向が報告されている」と書くのには理由があります。

牧草の状態は季節で変わり、牛には個体差があり、測るたびに数値は動きます。研究は「平均として割合が高い」ことを示しますが、個々の製品の数値を保証するものではなく、健康効果の大きさを断定できる段階でもありません。

確かなのは「飼料が乳脂肪の構成に影響する」という事実。その変動こそが、工業製品ではない農産物としてのグラスフェッドの姿です。



よくある質問


Q. 栄養のためにグラスフェッドを選ぶべきですか。

栄養の差だけで選ぶ根拠は現状では十分ではありません。風味・季節変化・飼い方への共感も含めて選ぶ食品です。


Q. 黄色が濃いほど栄養も多いのですか。

色はβ-カロテン量の目安にはなりますが、他の成分まで比例するわけではありません。


Q. 冬のミルクは栄養が落ちますか。

β-カロテン等は青草の季節より下がりますが、基本栄養は変わりません。「落ちる」ではなく「季節で構成が動く」が正確です。


Q. 成分表示で見分けられますか。

一括表示の乳脂肪分などでは分かりません。脂肪酸組成は通常表示されないため、飼い方の説明が実質的な手がかりです。



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この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。

 
 
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