グラスフェッドビーフとミルクの違いを知るメリット
- 8月10日
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更新日:6 日前
グラスフェッドビーフとグラスフェッドミルクの違いは、肉を食べるか乳を飲むかという出口の違いです。どちらも牛が草を食べて育つという同じ飼育方法から生まれます。草の成分が牛の体内で脂肪を変える仕組みは、肉にも乳にも共通して働きます。
牛が食べた草の成分は肉と乳のどちらにも移行する
グラスフェッドという言葉の通り、牛が食べた牧草の成分は牛の体に蓄えられます。草の成分が牛の消化器官を通ることで、脂肪の性質が変わる仕組みです。この変化した脂肪が、筋肉の間に入ればグラスフェッドビーフの脂身になり、乳腺に運ばれればグラスフェッドミルクの乳脂肪になります。食べているものが同じであれば、最終的な生産物である肉と乳のどちらにも、同じ原理で草の影響が引き継がれていきます。スーパーの精肉売り場で赤身の強い牛肉を見るときと、冷蔵庫から黄色みがかったバターを取り出すとき、形は違っても背景にある構造は同じです。同じ仕組みでできているなら、牛の種類によって何が変わるのでしょうか。
肉用牛と乳用牛で栄養の向かう先が変わる
同じ牧草を食べていても、肉用牛と乳用牛では体の働きが異なります。肉用牛は食べた草の栄養を筋肉や骨を大きくするために使い、体を成長させる仕組みです。一方の乳用牛は、栄養の多くを乳を作り出すために使います。品種によって栄養の使い道が違うため、肉として味わうか、乳製品として味わうかという違いが生まれます。肉用牛は時間をかけて体を大きくするため、グラスフェッドビーフを食卓に並べるには長い期間が必要です。対して乳用牛は毎日乳を出すため、グラスフェッドミルクやバターは日常的に少しずつ取り入れることができます。どちらの牛も草を食べるという根幹は同じですが、私たちはその恵みを夕食のメインにするか、朝のトーストに塗るかで使い分けています。
共通の仕組みを知ると売り場での選択肢が広がる
肉と乳が同じ原理で作られていると分かれば、日々の買い物の視点が変わります。グラスフェッドビーフを探していて見つからない日でも、同じ飼育背景を持つグラスフェッドバターやチーズなら手に入るかもしれません。肉の脂身の質を気にするのと同じように、毎日飲む牛乳の乳脂肪の質にも目を向けることができます。同じ牧草から作られる2つの形を知ることで、夕食のステーキから朝のヨーグルトまで、一日の中でグラスフェッドを取り入れる機会が増えていきます。明日の朝食のトーストに、あるいは週末の夕食に、どちらのグラスフェッドを選びますか。
よくある質問
Q. グラスフェッドビーフとグラスフェッドミルクはどちらを選べばいいですか 肉は食事の主菜として、ミルクやバターは調味料や飲み物として、用途に合わせて選んでみてください。どちらも草を食べて育つ牛から作られるため、脂肪の性質が変わる仕組みは共通しています。
Q. グラスフェッドの肉や乳製品は普通のスーパーでも買えますか 店舗によって品揃えは異なりますが、輸入食品を扱うお店や大きめのスーパーで取り扱いが増えています。精肉コーナーの輸入牛肉や、乳製品コーナーのバター売り場を確認してみてください。
関連する用語
この記事はミルクデザイン株式会社が作成しています。北海道紋別郡西興部村で、萩原牧場のグラスフェッド生乳から牛乳・ヨーグルト・バター・チーズ・アイスクリーム・ソフトクリームを製造しています。


